大正浪漫譚 【大正浪漫譚】愛と放浪と中華そば 「萬福」と大きく書かれた看板は、いかにも町中華な太字のフォントだ。まだ開店時間前だったが、開店を待っている人もいた。「すごい、開店待ちの人もいるね」「行列やないけん、待っとけばよかろ」夫とそんなことを言いながら外壁の掲示物に目をやると、創業... 2025.08.24 大正浪漫譚
大正浪漫譚 【大正浪漫譚】浪漫譚のはじまり ー 東京と大正浪漫 こんにちは、宮寺理美です。これまでは過去に書いていたnote記事をベースに、長めの解説などをこちらに書く事が多かったのですが、内容が重すぎるなぁと感じ始めていたのものあり、今後は「楽しみながら読んでいただける」を目指してみようと思います。と... 2025.08.23 大正浪漫譚
Uncategorized 80回目の8月15日、同じ空の下で笑うために こんにちは、宮寺理美です。今日は2025年8月15日、80回目の終戦記念日です。「記念」という言葉にお祝い事の意味も含まれるので、最近は終戦の日と呼ばれる事も多いようです。現代の日本を生きていれば、この日に特別な感情を抱くのは自然な事かもし... 2025.08.15 Uncategorized
ご挨拶&お知らせ 在水一方 紫陽花の季節に想う対岸の友人 こんにちは、宮寺理美です。各種のSNSでは既にお知らせしていますが、この度、私の友人であるキリちゃん、こと黄可児女史の新書、『在水一方 在日本尋探中国歴史』の巻頭紹介文を寄稿いたしました。子供のころから本を読み、いつか本に携わる仕事がしたい... 2025.06.10 ご挨拶&お知らせファッション交流記文化事業紹介
文化事業紹介 江戸情緒と人権侵害 ー 旧吉原遊廓を訪ねて 江戸のむかし、吉原の曲輪がその全盛の面影を留めたのは山東京伝の著作と浮世絵とであつた。明治時代の吉原と其附近の町との情景は、一葉女史の「たけくらべ」、広津柳浪の「今戸心中」、泉鏡花の「註文帳」の如き小説に、滅び行く最後の面影を残した。わたく... 2025.02.05 文化事業紹介日々のあれこれ
日々のあれこれ あけましておめでとうございます こんにちは、宮寺理美です。あけましておめでとうございます。時の流れとは恐ろしいもので、昨年後半は長文を書く事はすっかり忘れ去って過ごしておりました。言い訳は色々とあるのですが、見つけたばかりのカタギの仕事で欠員が出てしまい、欠員補充がないま... 2025.01.03 日々のあれこれ
日々のあれこれ 巨人と抹茶味の月餅、あれこれ不安な2024年9月の手記 こんにちは、宮寺理美です。2024年は、中国の各種SNSで情報発信をしたり、日本の媒体で発信をする中国出身のクリエイターたちにとっては、あまり状況が良いとは言えませんでした。特にフォロワー数や閲覧数をただの数字としてしか認識しておらず、相手... 2024.09.21 日々のあれこれ
文化事業紹介 紡がれる糸と谷崎潤一郎 幻の谷崎邸「鎖瀾閣」VR化の挑戦 私は、われわれが既に失いつゝある陰翳の世界を、せめて文学の領域へでも呼び返してみたい。文学という殿堂の檐のきを深くし、壁を暗くし、見え過ぎるものを闇に押し込め、無用の室内装飾を剥ぎ取ってみたい。それも軒並みとは云わない、一軒ぐらいそう云う家... 2024.08.04 文化事業紹介
Uncategorized 令和の浴衣革命は伝統になり得るか こんにちは、夏が嫌いな宮寺理美です。今年の夏も、この暑さにうんざりしている方が多いのではないでしょうか。最近ではもう感覚がおかしくなっており、32℃くらいだと「涼しい」と感じてしまいます。夏に対しての苦手感を感じ始めたのは10代の頃からで、... 2024.07.30 Uncategorized和服
日々のあれこれ 名もなき花と刺繍手鞠、紫陽花の文化交流 こんにちは、 夏が嫌いな宮寺理美です。2024年6月は、東京では梅雨がほぼありませんでしたね。突然嵐が来たと思ったら突然暑い日が訪れる、という気候が続くので、低気圧による体調不良に悩まされる1ヶ月になりました。じめっとした雨がずっと続くのも... 2024.06.30 日々のあれこれ