結局のところ夏の和服生活に必要な物

日々のあれこれ

こんにちは、宮寺理美です。
ここのブログを長い間放置してしまい大反省中です。
というのも、歴史研究をメインに書こうと気張りすぎてしまい、
資料不足に悩んだり、書く内容に悩みすぎたりしてしまったんですね。
でも、全然更新しないのもよろしくないので、
ラフな記事と私の「自由研究」は少し別のジャンルにして書いてみようと思います。

photographer ゆういちさん

さて、暑い日々が続いていますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私は毎日やる気が無く、かつ体調もダルダルです。笑
かと言って全然活動していない訳でもなく、
元気に浴衣や夏着物で動き回っておりました。

最近話題の金曜ロードショーとジブリ展に行ってきました




和服にハマったばかりの頃、夏は浴衣だけでいいや~ってずっと思っていましたが、
夏着物って本当に素敵なんですよね。
和服は季節の図案やメッセージ性なんかもコーディネートできる衣服だと個人的に思うのですが、
(他の衣服でも可能だけど和服の方が寓意がある事が伝わりやすい)
夏着物って透けるんですよね。
襦袢の色柄を透けさせたりすると寓意の要素が増えるわけです。
箱庭で遊ぶような感覚が楽しいですし、要素が増えると難易度も上がりますが、
その分楽しさも増えます。
こういう遊びの感覚は分かる人には分かるので、伝わった時も嬉しいんですよね。
和服を着ない方にも伝わる事が時々あるのですが、そういう時は嬉しさもひとしおです。
「着物ってめんどくさい」って私はよく言われるのですが、めんどくささを楽しめない人には確かに向いていない衣服ではありますね。

photographer ゆういちさん

ただ、こうも連日38度とか40度近い気温になってしまうと、
生命の危機なのでファッションを楽しむのも難しいところです。
夏の和服生活を快適に過ごすためのアイテムも実はたくさんあるのですが、
この気温だと効果が薄いかもしれません。
私の場合は好きなInstagmerのREOさんがオススメしていた「保冷剤作戦」が1番効きました。

夏の着付け小物も色々試したんですよ。
麻の襦袢やヘチマ素材の帯枕などなど。
天然素材なのでもちろんちょっと高いんです。
高いからには…!と思ってついつい期待してしまうのですが、
実際のところ「言われてみたらちょっと涼しいかもね…汗が乾きやすいね…」くらいの効果しかありませんでした。
気化熱が発生しやすくなるので理屈は分かりますし、効果がないわけではないのですが。笑
そして、麻の襦袢は摩擦が結構強くて、体に擦り傷ができてしまい、使用を中断しました。
綿との混紡生地の裾避けや襦袢はなかなか良かったです。
真っ白なので風情がないのですが、夏物に真っ赤とか暑苦しいですし、仕方ないですよね…

photographer ゆういちさん

結局のところ。
夏の和服生活に必要なのは「暑さに負けない強い心」
つまり気合です。気合が1番大事なんです。
気合が無ければ「よし!夏着物を着よう!」とか「花火大会!浴衣だ!」ってならないんですよね。
まさかの精神論ですが、気合無くしては涼しい小物探しなどもできません。
本当に1番大事だと私は思っています。

暑い日々はまだまだ続きそうですが、
体に気を付けて今年も生存できるように頑張る所存です。

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