セルロイド

大正浪漫譚

【大正浪漫譚】セルロイドと、憧れのかたち

水の流れる音。そして、歯ブラシがしゃかしゃかと働く音。2つの音が響き合って、なんだか働き者になった気分だ。その音を聞きつけた夫が、眠そうな目をこすりながら私のいる洗面所を覗き込んだ。「お、なんか洗ってるんか」「うん、簪増えちゃったからね…」...
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