神戸

大正浪漫譚

【大正浪漫譚・長崎編】離れる人々と、離れない人々 ー 長崎上海航路と眼鏡橋の物語

長崎はレトロな路面電車が現役だ。東京で暮らす私にはそれが羨ましくて堪らない。大正時代に人々の足として東京で活躍した路面電車は、今ではその痕跡すら無いからだ。「これ、どっち行く電車なんだろう」「路面電車むずいよな。広島のは簡単やけど」夫は学生...
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【大正浪漫譚・神戸編】ライト建築 ー 光と風のモダンライフ

「この坂やべぇな」「嘘でしょ…勘弁して…」神戸に到着してから坂道を嫌というほど歩いた私は、思わずつぶやいた。芦屋川沿いを歩いている時は気持ちの良い道だと思っていたが、その先のライト坂はかなり急だった。神戸近郊には本当に坂が多い。一歩一歩が重...
大正浪漫譚

【大正浪漫譚・神戸編】細雪の家と阪神間モダニズム文化

ついに来た。想像していたよりも小さく素朴な雰囲気の木造建築を前に、私は深呼吸をした。その私を、不思議そうに夫が眺めていたが、気にする余裕は無い。早く入って中を見たいが、外観ももっと見たい。逸る気持ちで足がもぞもぞする。木製の門戸のすぐそばに...
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【大正浪漫譚・神戸編】港町が開く異国への扉

その喫茶店の重いドアを開いた時、私は思わず小さな感嘆のため息を漏らした。蔦の絡まる赤煉瓦の喫茶店は、物語の始まりを予感させる美しさだった。しかし、その美しさとは対照的に、私の身体はぐったり疲れ息は上がっていたー その理由は10分ほど前に遡る...
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【阪神間モダニズム紀行】建築物から辿る日本の近代

こんにちは、宮寺理美です。前回は中国という視点から神戸旅行を辿ってみました。でも実は、今回の神戸旅行はもう一つのテーマがありました。それは「阪神間モダニズム」と呼ばれる文化です。すごくシンプルに説明してしまえば、大正時代~昭和初期の大阪から...
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