大正浪漫譚 【大正浪漫譚】はいからさんが夢見た自由 かげろうゆらゆら小石川、ハーフブーツに海老茶の袴、頭のリボンもひらひらとこれで決まりの女学生、わたくし花の17才 「お、パソコンで動画見てるなんて珍しいな、なんかあったん?」休日にコーヒーを淹れる事を趣味としている夫が、私の分のカフェオレを... 2025.09.14 大正浪漫譚
大正浪漫譚 【大正浪漫譚・銀ブラ編】鬼の如く、恋の如く、地獄の如く 夫と出かけると、大抵いつも鬼の行軍の如く歩く事になる。今日もアンティーク着物で銀ブラ=銀座でブラジルコーヒーを飲み、そのまま帰るつもりだった。しかし、夫が博品館に行きたいと言い始め、私はGINZA SIXに気になっていたコスメブランドの店舗... 2025.08.31 大正浪漫譚
ご挨拶&お知らせ 在水一方 紫陽花の季節に想う対岸の友人 こんにちは、宮寺理美です。各種のSNSでは既にお知らせしていますが、この度、私の友人であるキリちゃん、こと黄可児女史の新書、『在水一方 在日本尋探中国歴史』の巻頭紹介文を寄稿いたしました。子供のころから本を読み、いつか本に携わる仕事がしたい... 2025.06.10 ご挨拶&お知らせファッション交流記文化事業紹介
文化事業紹介 江戸情緒と人権侵害 ー 旧吉原遊廓を訪ねて 江戸のむかし、吉原の曲輪がその全盛の面影を留めたのは山東京伝の著作と浮世絵とであつた。明治時代の吉原と其附近の町との情景は、一葉女史の「たけくらべ」、広津柳浪の「今戸心中」、泉鏡花の「註文帳」の如き小説に、滅び行く最後の面影を残した。わたく... 2025.02.05 文化事業紹介日々のあれこれ
Uncategorized 令和の浴衣革命は伝統になり得るか こんにちは、夏が嫌いな宮寺理美です。今年の夏も、この暑さにうんざりしている方が多いのではないでしょうか。最近ではもう感覚がおかしくなっており、32℃くらいだと「涼しい」と感じてしまいます。夏に対しての苦手感を感じ始めたのは10代の頃からで、... 2024.07.30 Uncategorized和服
Uncategorized 【阪神間モダニズム紀行】建築物から辿る日本の近代 こんにちは、宮寺理美です。前回は中国という視点から神戸旅行を辿ってみました。でも実は、今回の神戸旅行はもう一つのテーマがありました。それは「阪神間モダニズム」と呼ばれる文化です。すごくシンプルに説明してしまえば、大正時代~昭和初期の大阪から... 2024.05.05 Uncategorized文化事業紹介服飾文化の歴史
文化事業紹介 【神戸逢知音記】朋輩たちの足跡をたどる神戸の旅 こんにちは、宮寺理美です。先日、実に8年ぶりの神戸旅行に行きました。前に行った際には完全に観光気分で、北野異人館などの名所めぐりに勤しみました。特に心に残っていたのは異人館街に向かう「オランダ坂」という坂道。本当に急勾配の坂道で、途中で断念... 2024.04.21 文化事業紹介海外の服飾文化
文化事業紹介 懐かしくも新しい幻想の世界 マツオヒロミ展 -レトロモダンファンダジア- こんにちは、宮寺理美です。「大正ロマン」というワードを聞いた時、どんなものを思い浮かべますか?耳隠しヘアに和服姿の女性や、袴と大きなリボンのはいからさん、書生さんや和服に帽子やステッキを持った紳士、蓄音機などのインテリアなどでしょうか。そし... 2024.04.05 文化事業紹介
Uncategorized 伝統と呼ばれるものたち こんにちは、宮寺理美です。私は和服が好きでよく着ています。たまたまフォロワー数が増えた中国のSNSでも、投稿内容は和服の事がメインです。ただ、自分の意識としては「和服が好き」というより、レトロで可愛いものが好き、という感覚です。そのため現代... 2024.04.04 Uncategorized服飾文化の歴史海外の服飾文化
日々のあれこれ 龍の昇るところに稲荷と徳川家康あり、東京龍神めぐり 『三月三日この池より竜昇らんずるなり』で、――誰でもこれには驚いたでございましょう。その婆さんも呆気あっけにとられて、曲った腰をのしながら、『この池に竜などが居りましょうかいな。』と、とぼんと法師の顔を見上げますと、法師は反って落ち着き払っ... 2024.03.20 日々のあれこれ