大正浪漫譚 【大正浪漫譚・長崎編】和華蘭の島で、拍子木が鳴る 卓袱料理、もりだくさんな喫茶店モーニング、そして今、私の前にあるトルコライス。その一皿は、まるで長崎の文化を食べているかのようだ。「美味しいけど、食べきれるかな…」「その時は俺に任せろ」夫と2人で出島に来た私は、お洒落な緑色の洋館、長崎内外... 2026.03.08 大正浪漫譚
大正浪漫譚 【大正浪漫譚・長崎編】坂の上で猫が鳴く ー 境界の街・丸山 薄暗い夕方の坂道の上から猫が鳴いていた。少し近づいてしゃがんでみると、ごろごろと転がりながら甘えてくる。長崎の猫は随分愛想が良い。「人に慣れてるねえ」「腹たっぷたぷだもんな。近所の人から飯貰ってるんやろな」重厚な洋風建築の交番の建つ丸山町は... 2026.03.01 大正浪漫譚