大正浪漫譚

大正浪漫譚

【大正浪漫譚・銀ブラ編】銀座の夜に蝶が舞う

カフェーパウリスタでのんびりしていたら、もう陽の陰る時間になっていた。あと1時間もすれば、路面に立ち並ぶブランド店のロゴも、煌々と輝き始める時間だ。「いやぁ、今日は歩いたね、帰ろっか」「あれ、理美、なんか行きたい店ある言うとったやろ」「え、...
大正浪漫譚

【大正浪漫譚・銀ブラ編】愛と放浪と中華そば

「萬福」と大きく書かれた看板は、いかにも町中華な太字のフォントだ。まだ開店時間前だったが、開店を待っている人もいた。「すごい、開店待ちの人もいるね」「行列やないけん、待っとけばよかろ」夫とそんなことを言いながら外壁の掲示物に目をやると、創業...
大正浪漫譚

【大正浪漫譚】浪漫譚のはじまり ー 東京と大正浪漫

こんにちは、宮寺理美です。これまでは過去に書いていたnote記事をベースに、長めの解説などをこちらに書く事が多かったのですが、内容が重すぎるなぁと感じ始めていたのものあり、今後は「楽しみながら読んでいただける」を目指してみようと思います。と...
error: Content is protected !!
PAGE TOP